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フーロ・コルッコ~消えた冒険家フーロ・コルッコ~消えた冒険家
(2009/08/05)
ALAMAAILMAN VASARAT

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チューバックスという楽器をご存知だろうか。バス・サックスよりも低音の出る、あまり管楽器屋でもお目にかかることの出来ない低音管楽器である。

Alamaailman Vasarat(アラマーイルマンヴァサラット)のリーダーはスタクラさんという人で、チューバックス奏者。初めて効いたチューバックスの音色は、一言でいうと「地震」だった。

地響きのするような低音と、管楽器独特の「ブリブリ」としたディストーションのような震え、そしてサステイン。収録スタジオのスピーカーから聞いた音は、「これってエレキ・ベースにディストーションかけた音なのか?」という感想だった。

Alamaailman Vasaratはフィンランドのバンドだが、ジャンルが不明である。アルバム「Huuro Kolkko」を聴くと、クレズマーのような楽曲もあれば暗いロックも、軽快なパンクもある。そして驚くことに、6人編成のバンドながらエレクトリックな楽器は一切使っていないところだ。

ホーンセクションの2名(チューバックス含む)は、低音から攻めるチューバックスと高音で暴れるトランペット。この二人が全体のプログレッシブ感を強める。そしてチェロが2名。こちらは低音弦を弓でカッティングし、ディストーションギターのブリッジミュートのような音を刻む。どうやらトラック・ダウン時にファズをかけているようで、全体的に凶悪な音を出す部隊だ。そしてキーボードは基本的にはピアニカやアコーディオンといったバルカン~ジプシーを彷彿させる音色でアクセントを付ける。ドラムは変拍子バリバリで、散らばった音をきっちりと分けてぐちゃぐちゃに混ぜ合わせる役割だ。ホーンセクションの和音が基本のメロディであるが、ピアニカがファンクバンドでいうところのオルガンにあたり、チェロのブリッジミュート&ドラムの8ビートに絡んでいく・・・初めての音楽を聴いたような感覚になるだろう。

変拍子やテンポを順々に変えていくだけのプログレッシブ・ロックに飽きてしまった方は聴いてみると良い。CDはP-VINEから出ているが、手に入りにくかも知れないのでiTunesで。


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イデキョウタ

イデキョウタ

東京の某AM局勤務。 アニメ&ゲーム関係の番組企画やイベントの企画/制作をしています。 両親が音大、家がピアノ教室という家庭で育ちました。中学から現在までずっとギターの一辺倒。今では、仕事の傍らでいくつかのバンドを掛け持ちしています。色んなジャンルの音楽を奏でられてとても楽しいです。
●12月11日(土)
【坂本真綾カバーライブ(仮)】
場所:歌舞伎町ゴールデンエッグ
http://www.g-egg.info/
時間:18時半開場?
料金:¥1,500?

※詳細不確定ですので、確定しましたら更新致します!


●1月にゴスペルライブのバック演奏予定
※詳細未定
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