2011/07/04 23:00:00
Great Fingers Vol.2 (1997/05/21) 末原康志 商品詳細を見る |
アコースティックギター1本での'60s~'70sロックのカバーアルバム。このオサラはvol.2。
押尾先生のようなパーカッシブさはなく、ベースも4つ打ちが多いので弾きやすそうな音。でもここまでミスなく、和音とベースとメロを弾くのは容易ではない。レコーディングするとそりゃあもう1つのミスが気になって仕方がないだろう。こういう曲をパッと弾いてミスがないミュージシャンは、相当上手いんだと思う。
Orleansの「Dance With Me」やS&Gの「Mrs.Robinson」などの王道ロックカバーだ。まぁロックとはいえ、原曲の段階からアコースティック中心にアレンジされている楽曲ばかりなので、アコギ1本で弾きたくなる選曲、ということになる。そういえば最近楽器屋さん・楽譜屋さんに行くと「アコギ1本で弾ける○○」のような本がかなり多くなっていることに気付く。自分がギター始めた頃(15年前くらい?)はそんな本あんまり売ってなかった、と思う。
アニソンだったりオールドロックだったりゲーム音楽だったり。どんな曲でもアコギ1本で弾けるようにアレンジされた楽譜になっている。自分の特技として、「知っている曲なら何となくギター1本で弾ける」というのがあるが、こんな楽譜を売られてしまうと商売あがったりである。みんなエレキギターだけピロピロ弾いててくれれば競争率も低いのに!マリオのテーマをアコギで弾けたのは、ちょっと前までは自分だけだったはずなのにー!
誰もアコギ1本では弾かなそうなジャンルって何だろ?