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ソングス・フォー・ジャパンソングス・フォー・ジャパン
(2011/05/04)
オムニバス

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「SONGS FOR JAPAN」のレビューを書くことにする。というか、この企画全体に対しての意見になるのかも。


まずは、この企画で素晴らしいと思った点から。

「自主的にチャリティーをする気はないが、音楽にお金を出すことで少しでもチャリティーになるのなら…」という考え方のユーザには、よい企画だったと思う。金額も2ディスクで2,000円に抑えているし、ロックからR&B、ジャズシンガーまでアーティストを広いジャンルで集めてコンピレーションしているので、昔から最近の音楽まで広く知ろうとしている音楽好きには良いアルバムとなっただろう。

1枚の定価2,000円の売上全額をチャリティに回すというSony Music Japanの心意気にも恐れ入る。収録されている全アーティストの関係している音楽出版社・原盤権を保持しているレコード会社が「チャリティだから」という理由で全てを無償で提供してくれたことは無いとは思うが、プロモーション費用/プレス費用/人件費などを合わせた支出は相当なものだろう。企画を行った後のステータスを期待などしていたら、この企画は踏み切れないと思う。流石SONYだ。

全国のパッケージ販売店舗の動きも良かった。2,000円全額寄付ということは、CDをどれだけ受注販売しても、どれだけポップを制作/掲出しても、どれだけプロダクトプレイスメントを施しても利益はゼロだ。なのにTOWER RECORDなどはかなり広くこのアルバムを扱っていた。


結果、海外でも日本でもかなりの売上になったこのアルバムだが・・・、ここからは不満に思った点だ。(企画全体には賛同/感謝しているという前提でお読み頂きたい)


選曲がひどい。完全に「くそみそ一緒」ではないか。収録されている楽曲は良い曲が多いと思うが、一貫性がない。元気が出る歌詞の楽曲を集めたのか?いや、そんなことはない。「不特定多数のリスナーに購入して欲しかった」という理由で、広いジャンルのアーティストから権利を借りたのは分かるとしても、さすがにボンジョヴィとレオナルイスとエミネムは一緒のアルバムには入らないだろう。フーファイターズとエンヤとか。

全てが既存の楽曲。しかもちょっと昔の曲だったりする。37組のアーティストを集めて、全員の新譜だったのならば話は分かるが、そうではない。楽曲の権利を取るのは、昔の曲でも新しい曲でも難しさはあまり変わらない気がするのだが。アーティスト側に企画書を出して、先方から出て来た楽曲がこれらだったのか。最後に37曲集まってから、もう一度アーティスト側に「こういう楽曲群になりました」とフィードバックしたのだろうか?疑問だ。あと、1曲くらいは新録を入れてくれても良かったんじゃないだろうか?「JAZZ FOR JAPAN」は全て新録なのに。


だが、全体で考えると日本にとっては非常にありがたいオサラであるし、こんな不満など述べていたらかなり叩かれそうだ。それぞれのアーティストが日本の復興に対して努力をしてくれた結果であるし、「We are the world」2011年バージョンなわけだ。自分も出来る範囲でやれることを探して、復興に向けて努力したい。海外で同じような事件/震災が起こっても、世界中で助け合って乗り切っていきたいところである。

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イデキョウタ

イデキョウタ

東京の某AM局勤務。 アニメ&ゲーム関係の番組企画やイベントの企画/制作をしています。 両親が音大、家がピアノ教室という家庭で育ちました。中学から現在までずっとギターの一辺倒。今では、仕事の傍らでいくつかのバンドを掛け持ちしています。色んなジャンルの音楽を奏でられてとても楽しいです。
●12月11日(土)
【坂本真綾カバーライブ(仮)】
場所:歌舞伎町ゴールデンエッグ
http://www.g-egg.info/
時間:18時半開場?
料金:¥1,500?

※詳細不確定ですので、確定しましたら更新致します!


●1月にゴスペルライブのバック演奏予定
※詳細未定
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