2011/03/18 23:00:36
不安の中に手を突っ込んで (2010/06/30) 槇原敬之 商品詳細を見る |
槙原敬之さんのニューアルバム。ニューといっても去年の夏くらいの作品だけど。
初めて聴いて思ったこのオサラへの感想は「メジャーな洋楽から大胆にパクっている楽曲が多いなぁ!」であった。「幸せの鍵を胸に」はThe Beach Boys、「冬のコインランドリー」はThe Eagles、「フルサト」はBilly Joel、「In Love again?」はCarpenters。オブリだったりキメだったり随所随所に「あれ?どこかで・・・」というフレーズが満載。
もちろん、レコード1枚作るときには色んな人たちが関わるわけで、この「あれ?」は故意によるものだと本人たちが分かっていることは当然だろう。意識して作って、きちんと「僕はこういうミュージシャンたちに憧れて来ました」と言えているところが面白い。ある程度の地位まで上り詰めた人たちは、こうやって自由度の高いオサラを作ることが出来るようになるから良いですよね。
この前、une-voixでマッキーの曲をアコギ1本で演奏したが、ベース音の流れが独特だったり、歌い回しが歌詞にぴったり合い過ぎで逆に難しかったり、とにかくマッキーのセンスを更に深く掘り下げられていい経験になった。普通にiPodで流し聴きするよりも、コピーしてみるとアーティストの魅力をよい感じられるものだ。
もっと知らない曲をたくさんコピーしたい!いや、するぞっ!!