2011/05/04 23:00:07
![]() | PINK&BLUE (1993/10/21) BAHO 商品詳細を見る |
関西ギタリスト石田長生さんと関東ギタリストCHARさんのユニット「BAHO」。漢字で書くと、馬辺に呆けるで「ばほ」である。馬鹿と阿呆だからバホ。
中古CD屋を漁っていたら「PINK & BLUE」というアルバムを見つけて購入。手作り感満載なアルバムジャケットだったので、珍しいものなのかと買ってみたが、調べてみると彼らの2ndシングルだったらしい。江戸屋のマークのみが書かれていて、JASRACシールは一つずつペタペタと貼ったような作り。コンテンツが良ければ、こんな作りでも売れるんだろうなと感じてしまったのは職業病。
3曲入りだが、全てアコースティックギター&歌というアレンジ。エレアコのペタっとしたコンプサウンドが心地よく、二人のフレーズが丁度良い感じで外れているのが好き。こんなに「ヌケて」いるテンションで音楽を奏でてライブをしてみたいと思った。気心の知れた二人でステージに立ち、軽口と叩き合って、二人のタイミングで1曲1曲楽しそうに演奏していく。「BAHO」としてのステージングは、その部分が一番の魅力だと思う。
フュージョンのように、相方がフレーズを弾いて、それに負けじとパッセージを弾くというものとは違い、それぞれのフレーズを愛しく思い、それを胸いっぱいに受けたレスポンスとしてフレーズを弾き返す。楽しいステージを作り上げる基礎中の基礎をやっているユニット。ライブにはまだ行ったことはないが、是非行きたいものの中の一つ。
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