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TVアニメ「ガンパレード・オーケストラ」オリジナルサウンドトラック Vol.2 ~アコースティック編~TVアニメ「ガンパレード・オーケストラ」オリジナルサウンドトラック Vol.2 ~アコースティック編~
(2006/03/08)
古川昌義

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アニメを見たことがないけど、劇伴やミュージシャンが好きな人だったら、サウンドトラックは買います。こういう人、そんなに少なくないんじゃないかと思う。

世の中、質の高いインストアルバムは溢れるほどリリースされているわけではないので、いくらドラマ/映画/アニメのコンテンツ数が多いとはいえ、自分の見ているコンテンツはほんの数点。そこから好きな劇伴を見つけるのも難しい。ましてや自分の職業はラジオ局。いつプロデューサーからディレクターに戻るか分からない立場なので、たくさんの劇伴を知っておくに越したことはない。最近始まった土曜日の番組、天気予報のBGMはサイバーフォーミュラだと聞いて、やはり劇伴好きの自分はラジオコンテンツが好きだと再認識した。

それはそうと、今回はアニメ「ガンパレード・オーケストラ」のサウンドトラックだ。アコースティックギターがフィーチャーされている楽曲たちで、作曲はもちろんアコースティックギタリストの古川昌義さん。古川さんのアコギは、小倉さんや佐橋さんとは違い、先日レビューも書いたDIMENSIONの増さんのギターのような「なじむギター」である。バッキングをしていても、まるで打ち込みのように正確で、でも感情はきちんと入っている、教科書のようなプレイをされる。ピッキングやアルペジオも正確なので、逆に古川さんのようなプレイをアドリブで出来るようになれば、スタジオミュージシャンとしてはかなり重宝されるのだと思う。だからこそ劇伴のような「メロディ/アレンジには気持ちを込めるけど、演奏に気持ちをそこまで込めるものでもない」楽曲には合っているのだろう。

バックミュージシャンも豪華だ。青柳誠さん/三沢またろうさん/江口信夫さん/松原秀樹さんなど。彼らだけでフュージョンライブをすればすぐ大きなハコがいっぱいになってしまうほど。劇伴は贅沢で、高品質で、聴きごたえがあるから好きだ。

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ギタドラ!GUITAR FREAKS 4thMIX & drummania 3rdMIXギタドラ!GUITAR FREAKS 4thMIX & drummania 3rdMIX
(2001/09/20)
PlayStation2

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ギターフリークスというKONAMIの音ゲーがある。ゲームセンターにまだ置いてあるくらいだから、プレイヤーも多いのだろう。しかしは音ゲーというジャンルは素晴らしい!KONAMIやこのジャンルがあるから生き残っていけているのだと思う。あとラブプラス。

原盤権の問題の隙を上手く突いたビジネススキームである。オリジナルの楽曲を作ってレコーディングして、そのサウンドトラックをKONAMIのレーベルからリリースする。その原盤を使ってアーケードゲーム/コンシューマゲームを作り、販売する。マネタイズの機会が多重になり、リスクヘッジも出来る。アーケードゲームは1度当たれば永久に遊んでくれるので、ハコ側としてはありがたい遊戯台だ。うーん、凄い。

今回は「4th」と、ドラムマニアの「3rd」のサウンドトラックだ。コレ系の楽曲は実はクオリティがあまり高くない。安めの作曲家/DTMミュージシャンにカラオケを作ってもらえば、レコーディング費は嵩まず、買い切りで済むからである。

しかしアルバムには「桜の時」「LIAR!LIAR!」「愛のしるし」といった懐かしのJ-POP楽曲の名前や「DADDY,BROTHER,LOVER,LITTLE BOY」「KILLER QUEEN」「BAD MEDICINE」という、ギターキッズなら絶対コピーしたことがある洋楽ロック楽曲の名前が!聴いてみると、たまらず大爆笑。原曲を全て完コピして、ボーカルも声質の似たスタジオコーラス・ミュージシャンによる歌唱が入っている。要は「既存の楽曲の完全コピー」がそれぞれ入っているのだ。これも「原盤権の隙」を突いた手法だ。これならレコード協会やCPRA(実演家管理団体)にお金は払わなくて良い。しかも演奏を生業にしたい素人ミュージシャンを使ってあげれば、一石二鳥だ。流石KONAMI。


だけどMR.BIGのギターソロは弾けていない気がするなあ…。もっと上手い人起用すれば良かったのに。

第4次スーパーロボット大戦 勢ぞろいミュージックバトル第4次スーパーロボット大戦 勢ぞろいミュージックバトル
(1995/04/26)
ゲーム・ミュージック

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異動になり、原盤権/著作権を使った商売をすることが多くなってきた。原盤/出版と言われても全く解らなかった自身のアーティスト時代。今ではそれぞれがどういうビジネススキームを持って動いているかがわかるようになってきて、やっぱり知らない部分を知ることでさらに音楽業界が魅力的なものに思えてくる。

原盤権は、スタジオレコーディング代を始め、CDを作るのにかかるお金を出した人が所有する、CDの売上に対する報酬請求権のことである。1,000円で売れるCDから、諸経費をトップオフしてから売上を各権利者に配分していくが、原盤を所有している人は、契約にも因るがかなりの割合を取っていくことが多い。それはまぁ、一番始めにお金を出すというリスクを負っているわけなので、売上に影響してくることは当然である。売れるアーティストのCDを出す時は、多少のお金を追加で払ってでも原盤を取りに行きたくなるのがレコード会社だ。

著作権は、作詞/作曲の権利のことである。アーティストが有することもあれば、コンペで決まった楽曲の場合は作曲家の事務所やレーベル、そしてそのバックにいる音楽出版社が有することもある。歌詞のみを使った歌本を作るときは作詞家へ、着メロを作るときは作曲家へ、それぞれの売上のパーセンテージが分配される。ただし、そういった著作権の作業は細々としていることが多いので、それを一括して管理するのが音楽出版社だ。

さて、今回のオサラは「スーパーロボット大戦」のサウンドトラックだ。マジンガーやガンダムなど、多くのロボットがそれぞれ戦いあうシミュレーションゲームだが、このCDも上手いビジネススキームだと思う。

ゲーム中に流れる楽曲は、マジンガーのTMだったりするのだが、歌が入っていないカラオケであるし、しかもそのカラオケも全てメーカーがDTMで作り直している、言わば新録なので、原盤は元のレコード会社にはない。作曲家のみに権利使用料を支払う仕組みだ。これなら一括管理しているJASRACに申請書を出すだけで、CDもすぐにリリース出来てしまう。ロボット大戦をプレイしたゲームユーザにも訴求できるし、原盤も安く作れるのに、値段は3,000円。これはいい商売である。

こんなことを考えながら、毎日仕事してます。何か新しい、良いスキームはないだろうか。

ColorlessColorless
(2006/12/27)
吉俣良、TVサントラ 他

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水曜日23時。まだまだ仕事が終わらないので、吉俣良さんのソロアルバム「Colorless」を聴いて心を落ち着けてから作業に戻ることにする。

PCの作業は大好き。手首から指先までを動かし、頭をフル回転させる。身体はデスクと椅子に固定するので、ゆったりとくつろいでいる感じになる。会社はラジオのOAがずっと流れているので、作業に集中したいときはiTunesからサウンドトラックをかけて、ヘッドフォンをしながら作業するのだ。

心地よい、そして慣れ親しんでいない、口ずさめない楽曲が合っている。大好きな曲だとコード進行を無意識に追ってしまって仕事に集中出来ないので、1~2回しか聴いたことのないイージーリスニングやフュージョンがベスト。吉俣さんのアルバムなどは最適である。

ただ、「空から振る一億の星」のメインテーマである「Resolver」が流れてくると、身体中が鳥肌だらけになって、仕事の手も休めてしまう。人間の身体は複雑で、且つ単純なんだなあと感じる瞬間である。


さあ!仕事仕事!

ドラマチック・デイズ(2)ベスト・オブ・TVドラマ・テーマ曲ドラマチック・デイズ(2)ベスト・オブ・TVドラマ・テーマ曲
(2005/08/03)
テレビ主題歌;ジョン・健・ヌッツォ

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砂の器の劇伴ブームから、また取り出してしまったドラマの劇伴オムニバス「ドラマチック・デイズ」。未だに「1」を中古屋で探し出せていないので、今回はとりあえず「2」のレビュー。

2005年のアルバムだが、この時代はポップスチャートにドラマのサウンドトラックが食い込んでくるくらい、名曲が多かったように思う。このオサラに入っているものも、「WATER BOYS」「GOOD LUCK」「空から降る一億の星」「新撰組」「古畑任三郎」・・・テーマ曲が頭にすぐ浮かばないだろうか?逆に最近のドラマは僕自身が見ていないので分からないけど、これらのタイトルほど、パッとテーマは浮かばないように思う。

ドラマのコンセプトを的確に表現したテーマ曲たち。多くはオーケストラで演奏されていて、日常的にクラシックに触れることのない一般リスナーにとって、劇伴テーマ曲はとても豪華な音楽であると思う。それでいて、メロディラインが非常にポップなので、一瞬とっつきにくいオーケストラも心地よく耳に入ってくる。ドラマ劇伴は、ジャンルを跨ぐ素晴らしい梯となっていると思う。中高生が吹奏楽部に入部して、演奏したい曲の候補にきっと挙がるんだろう。

そういえば、この前スタジオで作業をしていたら、ADの子が「Healing」と書かれた素材CDを持っていた。楽曲は、このオサラに入っているような劇伴テーマたち。その中でも、松谷卓さんの「TAKUMI」のようなヒーリング系をコンピしたものだった。

僕も時間をみて、いつでも使えるように素材をまとめてみようかな。

イデキョウタ

イデキョウタ

東京の某AM局勤務。 アニメ&ゲーム関係の番組企画やイベントの企画/制作をしています。 両親が音大、家がピアノ教室という家庭で育ちました。中学から現在までずっとギターの一辺倒。今では、仕事の傍らでいくつかのバンドを掛け持ちしています。色んなジャンルの音楽を奏でられてとても楽しいです。
●12月11日(土)
【坂本真綾カバーライブ(仮)】
場所:歌舞伎町ゴールデンエッグ
http://www.g-egg.info/
時間:18時半開場?
料金:¥1,500?

※詳細不確定ですので、確定しましたら更新致します!


●1月にゴスペルライブのバック演奏予定
※詳細未定
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